小林由幸のホームページ

Yoshiyuki Kobayashi's Home Page ~薬学×衛生学×情報学×レギュラトリーサイエンス~

研究の部屋

研究テーマを3つの部屋に分けました。どの部屋も出入り自由です。

◆化学物質と規制の部屋 ◆研究の流れを読む部屋 ◆医薬品とヘルスケアの部屋

■ 化学物質と規制の部屋

農薬や食品、健康食品にふくまれる化学物質が、環境にどれだけ残り、人の口にどれだけ入るのか。規制やリスク評価で使える数字を、機械学習や統計モデルで出す研究です。最近は、医療から出る化学物質が環境に与える影響にも取り組んでいます。

研究の出発点は、健康食品の成分を測る分析化学でした。測る側から、測ったデータを使う側へ移ってきたことになります。

主な論文

  • 農薬の土壌吸着係数を、物性値と分子記述子から機械学習で予測(Environmental Toxicology and Chemistry, 2020)
  • 魚の生物濃縮係数を予測するQSARモデル(Ecological Informatics, 2021)
  • 牛乳と小麦のアレルゲンの摂取量をベイズ法で推定し、食品表示への示唆をまとめた研究(Journal of Food Composition and Analysis, 2025)
  • データサイエンスが拓く農薬レギュラトリーサイエンスの飛躍(日本農薬学会誌, 2026)

研究費

科研費 若手研究「バイオスティミュラント規制の国際比較と技術革新及び市場発展への影響分析」(2025〜2026年度、研究代表者)
KAKENで見る

■ 研究の流れを読む部屋

何十年分もの論文を、自然言語処理と大規模言語モデル(LLM)で読み込み、ある分野の研究がどこから来てどこへ向かっているのかを調べます。LLMで支えるテキストマイニングの方法(LATeM)を使っています。

主な論文

  • 新規精神活性物質(いわゆる危険ドラッグ)の研究動向(Journal of Hazardous Materials Advances, 2025)
  • PFAS(有機フッ素化合物)の研究動向(Journal of Hazardous Materials Letters, 2024)
  • 1980〜2024年の食物アレルギー研究の動向(Allergy, 2025)
  • 健康食品研究の50年(Procedia Computer Science, 2024)
  • 各国の健康食品の規制を、LLMで多面的に比較(Procedia Computer Science, 2025)

■ 医薬品とヘルスケアの部屋

研究室のメンバーと一緒に、新しい薬が生まれる仕組みや、ウェアラブル端末などデジタルヘルスの広がり方を分析しています。メンバーの多くは、製薬企業などで働きながら博士号をめざす社会人学生です。

主な論文(共著)

  • First-in-Class医薬品をめぐる、企業の役割分担の変化(Drug Discovery Today, 2026)
  • 日本で心配が高まる、希少疾病用医薬品のドラッグ・ラグ(Clinical Pharmacology & Therapeutics, 2025)
  • 高所得国でモバイルヘルスアプリの受け入れを左右する要因(Drug Discovery Today, 2025)
  • 健康な人を対象にした持続血糖測定(CGM)研究のレビュー(International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity, 2026)

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